こんにちは、ゆっかです。
以前ブログで紹介したように私は投資を安定枠と攻め枠に分けて資産運用していますが、攻め枠ではレバレッジ型ETF以外にも米国個別株にも投資しています。
最近ではありがたいことにテスラ株が急騰した結果、攻め枠の比率が大きくなってきました。
こうなると考えたいのがリバランス。
リバランスとは
初めてでもわかりやすい用語集 SMBC日興証券
複数の資産や証券に分散投資するポートフォリオ運用において、資産の再配分をリバランスといいます。時間の経過とともに相場が変動することで、当初決定した資産配分が変わっていきます。そこで、定期的にその資産配分の比率を当初の計画どおりに修正を行います。
リバランスするためには、資産が増えた分野を利益確定する必要があります。
私が思うに投資において、一番難しいのが利益確定のタイミング!
損切りは、私の場合は10%下落というマイルールがあったり、悪い決算が出たら売るなど、ある程度機械的に判断しやすいんですよね。
やっぱり、利益確定は難しい!!
調子がいいと天井知らずに株価が上がってしまい、あまり低いところで利益確定すると悔しい思いをすることもあります。
自分が売った瞬間に株価が急騰するのを見ているだけって、損する以上に悔しいよね。
そこで、私が思う一般的な出口戦略(利益確定のタイミング)を書き出してみました。
【利益確定のタイミング】
- 悪材料が出た時
- 目標株価に到達した時
- Twitterやニュースなどでもてはやされた時
- 決算発表の前
この4つの利益確定のタイミングについて説明していきます。
悪材料が出たら売る|個別株の利確パターン①
本当の優良銘柄は長期的に右肩上がりに成長し続けるため、悪材料が出るまでは保有し続けると大きな利益を得ることができます。
有名な投資家のウォーレン・バフェット氏がこのスタイルです。
自分の良いと思った銘柄は、良いと思えなくなるまで保有し続けるスタイル。
私自身も安定枠にあるVTI(米国株ETF)なんかはこのスタイルで運用していて、売らずに積み立てていくのみ。
現在の含み益は120%というぶっちぎりの好成績を見せてくれてます。
悪材料の一例
- 悪い決算
- 不祥事
- 関連会社の不祥事
- 月次トレンドの悪化
- 相場自体の大幅な下落
決算が悪ければ売るのが一番です。周りも売る人が大半なのでその後のV字回復はなかなか難しい。
企業の不祥事については、一個人が関係した不倫やパワハラなどはスルーでいい気がします。
良い企業であれば、一時的に株価が下がることがあっても盛りかえす力があります。
会社ぐるみの粉飾決算などは確実に手放すポイント。
その会社自体は好調なのに、関連会社や業界自体に不安材料があるときも利確します。
株価は同業に大きく影響するのよね。
同じ考えでの悪材料が、理由がなくともトレンドが下落相場になること。
相場のトレンドには抗わない方がいいでしょう!
目標株価に到達した時に売る| 個別株の利確パターン②
これが一番簡単。事前に決めた目標株価に株価が到達したときに売却します。
目標株価はアナリストの目標株価を参考にしてもいいし、チャートから自分で判断してもいい。
指値注文をしていれば勝手に利確してくれるので、簡単です。
しかし、なかなか慣れないのが株価が急騰してしまい、欲が出てしまうパターン。
私以外も投資家も、「もっと上がるはず!」と考えたことのある人は多いですよね?
そしてついつい目標株価の値を上げてしまう。
もちろん、予想通りに価格が上昇すれば嬉しいです。
ところが、株価が修正した目標株価の手前で下落すると・・・
素直に利確することができないんですよね。
だってここまで順調だったんだもん。もう少し待てば元通り上昇してくるよね?と期待してしまう。
しかし、一度最高高値を見たあとでは含み益にもかかわらず、なんだか損をした気分になり、利確ができなくなる・・・
これを回避するには、最初に決めた目標株価を変えずに指値して寝るのが大切です!
さっさと寝ましょ!
Twitterやニュースなどでもてはやされた時に売る| 個別株の利確パターン③
これは何年も株式投資をしてきて見えてきたことです。
「靴磨きの少年が株に興味を持ったら暴落」という投資界隈で有名な逸話もあるように、
普段株を買うことがないような人までが投資に関心をもち、始めようという話をし始めると暴落が起きるというお話。
これが現代ではTwitterやニュースではないでしょうか?
個別株というのは、みんなに相手にされない時期に仕込むのが大きく資産を増やす定石。
少し最近、私もこれで大きく資産を減らしました!!
知ってる人ならわかるでしょ?イーハン株で前日比-60%超を全身で受け止めたわよ!
決算発表の前に売る| 個別株の利確パターン④
株価は決算発表前になると、値動きが激しくなる傾向があります。
決算の数日前から上り始めて、決算当日には急騰となることもありますよね。
そのまま好決算を出せば上がり続けることもあるし、前期よりも良い決算でも、市場の期待以下だと株価が急落することもあります。
市場の期待とか知らんがな・・・好決算なら上がればいいじゃない!
と思うけど、これも株の難しいところ。
そういうことで決算跨ぎをさけて利確するのも手ですね。
まとめ|米国個別株の出口戦略は自分ルールを決めておく
もっと増やしたいという投資家心理に打ち勝つためには、売買のマイルールを事前に決めておき、修正しないのが大切です。
冷静なうちにできる指値注文は一番簡単。
今夜は指値注文をして寝ようと思います。
業績も好調で人気のある優良株であっても、◎◎ショックなどで周りに巻き込まれて下落してしまうこともあります。
資産を増やすのが資産運用ですが、減らさないことも大事。
マイルールを信じて上手に資産運用を続けていきたいですよね。
それではみなさん、よい利益確定を!