こんにちは、ゆっかです。
家族や自分の将来のために資産運用をしているけど、不慮の事故などで自分が亡くなったら、
運用資産はどうなるの?
まだ若いから大丈夫?いいえ、身近でも40代の元気な男性が突然死したことを3回ほど経験しているので他人事ではないのです。
そこで、リスクの1つとして今のうちにできる対策をまとめました。
自分が死んだら運用資産はどうなる?
自分が亡くなった時、運用している資産は相続の対象になります。
それなら、家族に残すこともできるし安心だね。
ちょっと待って!!
家族はどこの証券会社を使っているとか、ネット銀行の口座を把握してる?
投資家が亡くなった時、証券会社や銀行は特にアクションを起こしてきません。
こちらから問い合わせないと家族には渡らない点に注意が必要ですね。
もしもの時のために!今できる対策
- 通帳や証券の保管場所を知らせておく
- ネット証券は、口座番号や証券会社の連絡先の載っている書類を残しておく
- 利用中の金融機関一覧をメモに残す(支店名、口座番号)
- 自分と同じ証券会社の口座を相続人名義で作っておく
奥さんや旦那さんが投資に関心が薄い家庭も多いですよね?中には配偶者には秘密で資産運用している人もたまに見かけます。
そんな人は自分が死んだとき、資産運用していることをパートナーに知ってもらうことが必要です。
たまに家族で資産運用について話をすることが理想です。
理解が得られないなどで難しい場合は、エンディングノートを作って1~3をメモに残しておきましょう。
4は実際に株式などを名義変更して移管するとき、同じ証券会社同士でないと移管ができません。
あらかじめ作っておいた方がスムーズに資産を渡すことができますね。
こっそり故人のアカウントに入って取引することは厳禁です!!
FXや仮想通貨は特に注意が必要
仮想通貨は現金化の方法などもメモしておきたいです。
普段取引していない人は、その仕組みなども難しいですよね?
遺族が画像のような『コールドウォレット』を誤って捨ててしまい、現金化できないということもあるようです!!
コールドウォレットとは【bitflyer用語説明へ飛びます】
FXや品先物取引、証券の信用取引 場合、価格の急変動で、高額の追加証拠金が発生することも考えられます。こうしたリスクの高い取引は、早く把握して決済してしまうよう指示まで残しておくことがベストです。
相続したとき資産の評価額はいつの価格が反映されるの?
私たち投資家が日々一喜一憂しているように、株価は日々変動します。
相続財産の評価は、いつの時点の価格が反映されるか調べてみました!
結論:次の4つのうち、最も低いものが評価額とされます。
- 相続開始日の終値
- 相続開始月の終値の平均額
- 相続開始月の前月の終値の平均額
- 相続開始月の先々月の終値の平均額
低い価格の方が税金も少なく済むのでありがたいですね。
証券会社から上記4つの価格が記された詳細明細書をもらえる場合も多いようです💛
残念ながら、対応してくれない場合は自分で調べる必要があります。
銘柄をかなり多く分散してる場合は大変ですね。
まとめ
万が一に備えて、今運用している大切な資産を休眠資産にしてしまわないように対策をしましょう!